集中豪雨について

長雨のお盆が明けて、しばらくは梅雨のような天気が続いていますが、皆様お変わりはないでしょうか。このたびの集中豪雨で被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。全国区のニュースで三次市の川が氾濫していると報道され、岩岡石材にもご心配していただいた方からたくさんのご連絡をいただきありがとうございました。幸い当社は大きな被害もなく過ごせておりますが、雨が続いている為に現場作業が思ったように進んでおりません。お待ちいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけしております。今しばらくお待ちください。

自宅裏庭の水路からの冠水

墓じまいのその先

本日は墓じまいをされるお客様が広島から三次にある墓地へいらっしゃいました。

4月頃にご家族が皆さん遠方に出られていて、三次へのお墓参りがなかなか難しくなっているということで、墓じまいのご相談いただき、遠方から三次市役所に何度か通われて各種申請等を終えられ、このたびお骨出しとお墓の撤去に取りかかることができました。

施主様が代々日蓮宗のお寺さんにお世話になられているということで、墓じまいした後もできれば日蓮宗のお寺さんに拝んでいただき、日蓮宗のお寺にお骨を安置していただきたいということで、三次町の法音寺のご住職に相談させていただきました。

法音寺のご住職は三次町とは別に三良坂町の光善寺という日蓮宗のお寺も管理されています。

光善寺本堂

こちらのお寺は小高い場所にあり境内から三良坂の町を一望できる眺めのいいお寺です。

光善寺の納骨堂

納骨堂も新しく立派な納骨堂です。こちらにお骨を安置すると、なかなかお参りできないお墓のように、どうなっているのかふと心配になったり、行かなきゃ行かなきゃと気にすることもなく、ご住職が代わりに拝んでくださるので安心です。基本的には日蓮宗のお寺ですが、施主様さえよければ他宗派でも受入可能ですということなので、納骨堂をお探しの方がいらしゃいましたら、料金やシステムの詳細は法音寺ご住職、または岩岡石材までお問い合せください。

通常はお墓の撤去までが石材店の仕事かも知れませんが、岩岡石材有限会社はお墓じまいをした後、

墓じまいのその先

もお客様と一緒に考えてご提案させていただいております。

三次市内のお寺さんのご紹介をはじめ、粉骨や散骨などのご相談もお待ちしております。

墓じまいをお考えの方は、ぜひ岩岡石材有限会社へご用命ください。

このたびの墓じまいの流れ

本日の墓じまいは、お客様が広島からわざわざいらっしゃるということで、全て一度で終わるようにお骨出しと納骨堂への収蔵を半日で行いました。

まず施主さんと私が立ち会い法音寺ご住職にお墓の閉眼法要をしていただきました。

そして、近くで待機していた当社スタッフと合流し、お墓の撤去とお骨出しを行いました。元々の地盤の土が出るまで掘ってみましたが、お骨は出てきませんでした。このたびのお墓にはお骨が元々無かったのか、施主様にご納得いただいたうえで、お骨の代わりにお墓の下にあった土を一握りほど持帰ることにしました。

墓石の撤去と整地をスタッフに任せて、施主様と私は三次市某所の墓地から取り出したお骨(土)とご一緒に三良坂町の光善寺まで車で走りました。

一足先に出られたご住職は、本堂の方で出迎えてくださいました。こちらの本堂でも安置する前のお骨の法要を丁寧に執り行っていただきました。

そして最後に納骨堂への収蔵ですが、本堂から少し歩いた場所に納骨堂はあります。

全て石で作られています。

後ろの扉を開けると棚に安置するタイプと、地下に収蔵するタイプと2つのタイプの供養が選べるそうです。地下に収蔵するタイプは、小さな石の蓋を開けると深さ2m位はある地下の空間にお骨を安置します。こちらは何があってもお骨を取り出すことはできませんのでご注意くださいとご住職に何度も確認していただきました棚のタイプはお客様の希望される期間は棚に安置して、期間を終えると地下に収蔵するという流れです。こちらは決められた期間内でしたらお骨に会うことができますし、納骨堂横に戒名、もしくは名前のプレートが付くそうです。

本日は地下に収蔵する方式でしたので、施主様ご自身に地下へ納骨していただきました。

これからは遠いところからお墓の心配をせずに、ご住職に代わりに拝んでいただけるのでご安心ですね、とお話をしながら三次までの車内で納骨されたご先祖様へ思いを寄せました。